【コラム】おすすめ花火旅（東日本編）

夏の風物詩といえば夜空に大きく咲く花火。
花火大会は東日本だけでもさまざまな場所で開催され、それぞれ違った特徴があります。
今回は、東日本で開催されるおすすめの花火大会をご紹介します。

 

東北地方の花火大会

１：全国花火競技大会「大曲の花火」（秋田県）

全国花火競技大会は、秋田県大仙市の大曲地区で開催される花火大会。
100年以上の歴史がある花火大会で、毎年8月の第4土曜日に開催されます。
土浦全国花火競技大会、長岡まつり大花火大会と並んで、日本三大花火大会に数えられています。
伝統的な花火から独創性の高い花火までさまざまで、規模も非常に大きいことから全国的にも人気の花火大会です。

２：仙台七夕花火祭（宮城県）

仙台七夕花火祭は、仙台七夕まつりに合わせて開催される花火大会。
仙台市の中心部で行われる花火大会で、15,000発を超える花火が打ち上げられます。
花火は地上からももちろん見られますが、中心市街地なので周囲にあるホテルや高層ビルなどから眺めることも。
レストランで食事をしながら鑑賞したり、ホテルでゆったり休憩しながら鑑賞したりなど、普段の花火大会とは違った角度からも楽しめます。

３：赤川花火大会（山形県）

赤川花火大会は、山形県鶴岡市にある赤川河川敷で開催される花火大会。
山形県内で開催される花火大会の中では最大級の規模を誇り、日本の花火100選でベスト10に入るなど屈指の高評価を得ています。
趣向を凝らした花火は、オープニングのカウントダウンからフィナーレまでに約12,000発打ち上げられます。

４：酒田花火ショー（山形県）

酒田花火ショーは、山形県酒田市で開催される花火大会。
日本三大急流のひとつであり、全国的に有名な最上川で打ち上げられます。
酒田花火ショーは80年を超える歴史ある花火大会で、毎年多くの見物客が訪れます。
100発を超える大型の尺玉を始め、12,000発以上の花火が打ち上げられます。

中でも見どころなのが、フィナーレに打ち上げられるスターマインとナイアガラ。
2kmにわたって展開される超大型のスターマインと大空中ナイアガラは、フィナーレを飾るにふさわしい迫力満点の花火です。

関東地方の花火大会

１：土浦全国花火競技大会（茨城県）

土浦全国花火競技大会は、茨城県土浦市で開催される花火競技大会です。
日本三大花火大会や日本三大競技花火大会のひとつに数えられ、関東エリアだけでなく全国的にも有名な花火大会です。
日本三大花火大会の中では唯一の大都市圏開催ということもあり、毎年80万人もの見物客が訪れます。

２：隅田川花火大会（東京都）

隅田川花火大会は、東京都台東区の隅田川沿いで開催される花火大会です。
江戸川区花火大会と合わせて東京二大花火大会ともいわれ、江戸時代から続く花火大会です。
関東を中心に、全国から毎年90万人もの人が集まります。

３：高崎まつり大花火大会（群馬県）

高崎まつり大花火大会は、群馬県高崎市で開催される花火大会です。
8月の第1土曜・日曜に開催される「高崎まつり」の初日に行われます。
北関東で最大級の花火大会で、毎年数十万人の見物客が訪れます。

高崎まつり大花火大会の大きな特徴は、スピーディーで迫力のある打ち上げ。
花火の種類も豊富なので、見ごたえは抜群です。

甲信越・中部地方の花火大会

１：安倍川花火大会（静岡県）

安倍川花火大会は、静岡県静岡市の安倍川沿いで開催される花火大会です。
スケールの大きな花火が数多く打ち上げられるのが特徴的です。
静岡県内では最大級の規模の花火大会で、数十万人の見物客が訪れます。

２：熱海海上花火大会（静岡県）

熱海海上花火大会は、静岡県熱海市で開催される花火大会です。
海上花火大会という名の通り、熱海湾から打ち上げられ、音響効果が高いため、日本一の打上会場ともいわれています。
毎年7日ほど開催され、各日5,000発、合計30,000発を超える花火が打ち上げられます。

３：長岡まつり大花火大会（新潟県）

長岡まつり大花火大会は、新潟県長岡市で開催される花火大会。
長岡まつりの一環として開催される花火大会で、日本三大花火大会のひとつに数えられます。
2日間で20,000発の花火が打ち上げられ、その種類も豊富です。

長岡まつり花火大会の大きな見どころは、直径650mにもなる正三尺玉。
この巨大な花火を、長岡まつり花火大会では3発連続で打ち上げます。
打ち上げ場所から近い場所で観賞できるので、迫力ある花火が見たい方におすすめです。

４：ぎおん柏崎まつり海の大花火大会（新潟県）

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、新潟県柏崎市で開催される花火大会。
夏の一大イベントであるぎおん柏崎まつりの最終日に開催され、およそ15,000発の花火が打ち上げられます。
「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」と呼ばれる越後三大花火のひとつに数えられています。
特に6分間にわたって打ち上げ続けられる尺玉300連発は、見ごたえ満点です。