愛知県の旅行ガイド(グルメ編)
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑を生んだ愛知県は、武将のふるさと。
「名古屋城」や「国宝 犬山城」をはじめ、歴史的観光地の宝庫です。
さらには、ひつまぶしや味噌カツに代表される「名古屋めし」など、独自の食文化から生まれたグルメも豊富。
今回はぜひ訪れてほしい愛知の名古屋グルメをご紹介します。
* 目次
見どころ
名古屋城は往時の姿をよく伝える国内屈指の城郭として、国の特別史跡に指定されています。
また、犬山城は、今から480年ほど前に織田氏によって築かれ、日本最古の天守は国宝に指定されています。
また、「なごやめし」は、名古屋及び近郊で広く受け入れられ、愛されてきた地域独特のメニュー。
みそかつ、手羽先、ひつまぶしなど、家庭や飲食店で広く食されています。
愛知おすすめグルメ
★おすすめ定番グルメ
01.味噌カツ
トンカツというと、ソースでいただくのが一般的ですが、名古屋では昔からソースよりも味噌が主流。
「名古屋めし」の代表格でもある「味噌カツ」は、八丁味噌ベースのタレがかかっているのが特徴です。
戦後の屋台で「どて煮」の味噌に串カツをつけて食べていたのが始まりだといわれています。
02.味噌煮込みうどん
「味噌煮込みうどん」はお土産としても人気の名古屋めしです。
ひとり用の土鍋でぐつぐつと煮込んだうどんは、一般的なうどんよりもモチモチした食感が特徴です。
熱々のうどんの上には生卵が落とされていて、シメとしてつゆと一緒にご飯にのせて食べるのがおすすめ。
03.きしめん
「きしめん」は、平たく薄くのばした麺のこと。
麺の厚さには規定があって、幅4.5ミリメートル以上、厚さ2ミリメートル未満のものを「きしめん」と呼びます。
宗田カツオやムロアジで出汁をとったたまり醤油ベースのつゆに、ほうれん草などの青物と蒲鉾、油揚げを添えていただくのが一般的です。
04.手羽先
正式名称は「手羽先の唐揚げ」。
カリッとジューシーに素揚げされた手羽先に、甘辛いタレを塗り、スパイスやゴマをふりかけたものです。
ある居酒屋が、いつもの鶏肉ではなく手羽先を間違えて発注したのが誕生のきっかけといわれています。
05.ひつまぶし
名古屋めしと言えば絶対に外せないのが「ひつまぶし」。
うなぎの蒲焼を短冊状に刻み、おひつに盛った熱々ご飯の上にのせたものを、自分で茶碗によそっていただきます。
4等分したひつまぶしを、1杯目はそのままで、2杯目は薬味を散らして食べます。
そして、3杯目は出汁をかけてお茶漬けに、4杯目は一番好きな食べ方で食べるのが名古屋流です。